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アメリカを代表するピューマをペットとして飼育?

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ピューマ

スポーツブランドとして有名なPUMA。特にサッカーではおなじみのブランドで「神様」と呼ばれたペレや「フライングダッチマン」ことヨハン・クライフ、「神の子」マラドーナなどトッププレイヤーが着用したことでもお馴染みです。そんなPUMAのロゴに描かれている動物こそがピューマです。
今回はそんなピューマについてご紹介していきたいと思います。

別名はクーガー?アメリカ大陸を代表する肉食獣ピューマは亜種も多い

ピューマ

ネコ科の肉食獣といえばアフリカのサバンナに生息するライオンや主にアジア地域に生息するトラが有名ですが、アメリカを代表する肉食獣はピューマではないでしょうか。
厳密に分類するとヒョウに近いライオンやトラとは異なり、ピューマはオオヤマネコに近い種族なのですが、その堂々たる姿から「アメリカライオン」という呼び方もされています。
ピューマは北アメリカ大陸のカナダから南アメリカ大陸の先端まで生息域は全土に及びます。
この広い生息域からわかるように森林や高山地帯、湿地帯、積雪地帯、半砂漠地帯といった様々な環境で生息することができます。
生息域が幅広いピューマは多くの亜種が分類されており、その数は20種類以上にも上るとされています。
上でも紹介した「アメリカライオン」という呼び名のほかにピューマには「クーガー」という別名もあるのですが、この「クーガー」と「ピューマ」はアメリカでは年下の男性を追いかける肉食系女子を示すスラングでもあり、その中でも40代女性を「クーガー」30代女性を「ピューマ」と呼ばれているそうです。

泳ぎも跳躍力も得意な身体能力抜群のピューマ

ピューマ

冒頭でも紹介したスポーツブランドPUMAのロゴには勢いよくジャンプをするピューマの様子は躍動的に描かれていますが、子のロゴが表している通りピューマの跳躍力は動物界の中でもかなり秀でています。
森林にも生息するピューマはジャンプして木に登るのですが、その高さは7メートルにも及ぶといわれ、陸上で生活する動物の中で最高です。飛び降りの距離も一流で6メートルの高さの岩場から18メートルも飛んだ記録も残されています。
身体能力抜群のピューマは跳躍力だけではなく、泳ぎも得意です。
他のネコ科の動物と同じく好んで水の中に入ることはほとんどないのですが、獲物を追っている過程で水の中に飛び込むことがあり見事な泳ぎを披露します。

猛獣ピューマはペットにもなる?

ピューマ

ここまで紹介した通りピューマは身体能力も高く、力も強い猛獣ですが性格はそれほど気性が荒いわけではなく人間を襲うことはほとんどありません。
しかし、全く人間を襲わないということはもちろんなく、2019年2月にアメリカのコロラド州でランニング中の男性がピューマに襲われた例があります。この男性は勇敢にも素手で絞め殺して撃退したのですが、噛みつかれて重傷のけがを負っています。
そんなピューマですがペットとして飼育されている例もあります。ロシアのペンザという街に住む夫婦が通常よりも3割ほど体の小さいピューマを劣悪な環境の動物園から引き取りペットとして飼育を始めました。
メッシと名付けられたピューマの飼育に対してはブラッシングや爪切り、エサや周囲の住民の反対などもあり容易なことではありませんがこの夫婦は相当な覚悟の上、飼育を始めたそうです。

飛んでよし泳いでよしのピューマはPUMAのイメージそのままのスタイリッシュな動物でした。広い範囲に生息しているピューマも人間の進出でその数を減らしているようです。メッシとロシアの夫妻の例のように人間とピューマの共存でいる環境が整うことが望まれます。

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