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悪食ペリカンの意外と知られていない種類とくちばしの秘密

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ペリカン

ユーモラスな姿でどこか憎めない姿のペリカン。人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズでもペリカンをモデルにしたポケモン「ペリッパー」やその名を冠した浅草の老舗のパン屋「ペリカン」など、その存在は人々に広く親しまれています。今回はそんなペリカンについてご紹介していきたいと思います。

ペリカンの種類と野生の生息地

ペリカン

冒頭でもご紹介した通り、人間にとっても身近な存在であるペリカンですが、どんな種類のペリカンが存在しているかなかなか知られていないのではないでしょうか。
分類の仕方によりますが、ペリカンは7種類に分けることができます。主にオーストラリアやニュージーランドなどのオセアニア地域に生息するコシグロペリカンはオーストラリアペリカンとも呼ばれています。飛行に優れ24時間以上も飛び続けることができるほか、時には高度3000メートルを超す高さまで飛ぶことができます。
東アジア、中央アジアやヨーロッパなど広い地域に生息するハイイロペリカンはペリカンの中でも最大の大きさです。
南北アメリカ大陸に広く生息するアメリカシロペリカンは肉食性で魚や両生類、甲殻類など1日の1.8キロも食べるといわれています。同じく南北アメリカには褐色ペリカンもという種も生息していますが、DDTなどの化学農薬の影響で北アメリカでは絶滅の危機に追いやられています。
日本の動物園でもよく見ることができるモモイロペリカンはヨーロッパ南東や中央アジア、アフリカに生息しています。
スリランカやカンボジアなど東南アジアを中心に生息しているフィリピンペリカンはホシバシペリカンと呼ばれ、森林伐採や開発により数が減少しているようです。
アフリカやマダガスカル島に生息しているコシベニペリカンはフィリピンペリカンにつぐ小ささのペリカンで混同されやすいのですが、目の先に黒斑があることで識別ができます。
ここまで紹介した通り、ペリカンは世界中に分布しており海岸や湖沼沿岸で姿を見ることができます。

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ペリカンの特徴はくちばし!のど袋には意外な活用方法も

ペリカン

ペリカンの特徴といえば長いくちばしとその下にあるのど袋です。こののど袋はゴムのように伸び縮みさせることができ、最大で10リットルほどの容量になるようです。ペリカンは主に魚をエサとするのですが、水中を泳いでいる魚を水ごとのど袋に入れ、そのあと水だけ排出します。
またこの、のど袋には体温調節の機能もありうちわのように揺らして涼をとるだ毛ではなく、のど袋にある血管を通る血液を冷やして体温を下げています。

ペリカンは悪食でハトも人間も食べてしまう?

ペリカン

その姿からとぼけた印象を持たれがちなペリカンですが、実は飛んでもない悪食で食欲旺盛なのだそうです。
基本的には魚や甲殻類などを捕食するのですが、のど袋に入るものはなんでも食べてしまうようです。
ロンドン中心部にある王立公園のセントジェームズパークでは生きたままのハトを丸のみにした様子が撮影され、世界中に衝撃を与えました。
ペリカンは獰猛な性質で時には人間も捕食の対象にするようで、特に子どもが噛みつかれることもおおいようです。

動物園では放し飼いのペリカンが飛んでいかない理由

ペリカン

動物園を訪れてみると屋外でペリカンが放し飼いにされている光景をみることも少なくありません。
ペリカンは種類によっては飛行能力に優れるものもいるのですが、なぜ空を飛んで逃げ出さないのでしょうか。
動物園のペリカンは逃げ出さないように「断翼」を行い逃げ出さないようにしています。
ペリカンの羽根の後ろにある「風切羽」という羽根の一部を切ることで空を飛ぶ揚力を作り出すことができず、空を飛べなくなるそうです。
この「断翼」はペリカンだけではなく、同じ屋外展示を行っているフラミンゴにも行われています。

世界中に生息しており人間に近いようで意外と知られていないペリカン。実はなんでも食べる驚異の鳥だったようです。しかしながらそんな姿も含めてペリカンの魅力なのではないでしょうか。

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